えー吉えー吉

親戚から「のけ者」にされた人の気持ちが分かる?どうしようもない弟としっかり者の姉の物語や。。けっこう面白かったで。。鶴瓶さんがええ味出したとったで。。

蒼井優ちゃんの出演作を
探していて、dTVで見つけたのが、
「おとうと」っちゅう邦画。。

「おとうと」っちゅう映画は
2つあるみたいなんやけど、
ワイが観たんは、2010年の
山田洋次監督のヤツやな。。

いや、けっこう
面白かったし、感動したで。。

。。じゃ、ワイのくわしい感想などは
このページの後半で。。

映画「おとうと」(2010年版)の情報

ジャンル:家族愛・ヒューマンドラマ

どんな話?:どうしようもない弟としっかり者の姉の絆

評価 年代 時間
3.5★★★★☆ 2010年 126分
  • 出演:吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加藤治子、小日向文世、加瀬亮
  • 監督:山田洋次

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注:2016年8月8日時点の情報です。各サービスのラインナップは変更になる可能性があるので、公式ページで確認して下さい(上のロゴをクリックすると公式ページに移動します)。

映画「おとうと」の見どころは。。

  • 「つまはじき者」の物語。。
  • 家族愛を対照的な2人が好演!

蒼井優ちゃんは、今回
「3番手」くらいの役やったんやけど、
なんか、いつもの魅力が
少し足りないような気がしたな。。

なんか彼女の魅力って、
言葉で説明しにくいトコロにあると
思うんやけど、
それが「全開」ではなかった
みたいな。。

それより、全開やったんが、
鶴瓶兄さんやな!

親戚の人から煙たがられるような
「つまはじき者」の役を
魅力たっぷりに演じてたで!

ワイがこの映画を
楽しめたんは、やっぱり
この「のけ者」の役に
共感できる部分があったからやと
思うわ。。

(ワイも43歳にして、
 引きこもりやからな。。汗)

それと、タイトルでも
「おとうと」言うてるくらいなんで。。

「姉」も登場するねん。。

この姉が「吉永小百合」さんや。。

なんか、この人は、

  • しっかり者で、
  • 言ってるコトがいちいち正論
  • まっとうに生きている

鶴瓶さんと対照的な性格やねん。。

「声」にしても
そう思ったな。。

吉永さんの声は、なんか、
音量を落としても、ハッキリ
聴き取れるような「超明瞭」な声なんや。。

それに対して
鶴瓶さんの声を
音量を上げても聴き取りにくい。。笑

「ザ・まっとう人間」の吉永さんと
「ザ・つまはじき者」の鶴瓶さん。。

この2人の役どころが
織りなしていく、兄弟愛の話しや。。

「おとうと」のあらすじはこんな感じ

高野吟子(吉永小百合)は、
小さな薬局を経営しているんや。。

早くに夫を亡くし、
子供の小春(蒼井優)を
1人で育ててきたんや。。

そんな小春も結婚するコトになった。

そのメデタイ結婚式に。。

そう、丹野鉄郎(笑福亭鶴瓶)が
現れるんや。。

鉄郎は、吟子(吉永小百合)の夫の
十三回忌の時に、
酔いすぎて大暴れをして、
親戚中から「のけ者」にされていた。。

招待もされてないのに
結婚式に来た鉄郎を
追い出そうとする親戚も多かったが
吟子は、それをとりなして
「お酒を飲まない」と約束させて、
鉄郎を式に参加させたんや。。

最初は我慢していた鉄郎やけど。。

やっぱり我慢できんかった。。

それどころか、飲みだすと
止まらなくなり、
一気に泥酔状態へ。。

結局 式はメチャクチャに。。

親戚は「それ見たことか!」
というコトで鉄郎の
「つまはじき者」扱いは
これで確定になってしまう。。

。。でも、吟子だけは
あいかわらず弟の味方で
あってくれるんや。。

でも、ある事件を
きっかけに
吟子も鉄郎を見限ってしまうんや。。

こんな形で物語は
進行していくで。。

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【ネタバレあり】感動の結末と感想。。

結局、最後は
鉄郎は、がんとかの複数の
病気になってしまい、
助からんようになる。。

身寄りの無い鉄郎を
救ってくれたのが
「みどりのいえ」という
ホスピスやった。

ここは、生活保護と
国からの補助金で
なんとか運営できている
施設で、鉄郎などの
身寄りの無い人たちの
最期を看取ってくれる場所なんや。。

(実在する施設「きぼうのいえ」が
 モデルになっているらしい)

もともと、売れない役者やった
鉄郎は、ここでみんなを
楽しませ、人気者やったらしい。。

。。ちょっと悲しいけど、
「のけ者」やった鉄郎が
最後に居場所を見つけるコトが
できたんは、「救い」やった
気がするなぁ。。

。。で、最後は、
吟子(吉永小百合)と
小春(蒼井優)、そして
その新しい夫、長田亨(加瀬亮)も
そのホスピスに駆けつけるんや。。

鉄郎が亡くなるシーンやけど、
本当の最後の最後に来た
小春に鉄郎は瀕死の状態やのに
「Vサイン」をしようとするんや。。

そして そのまま息を引き取る。。

このシーンが泣けたなぁ。。

鉄郎は、小春の
名付け親で、それを
いつも周りに自慢していた。。

もともと それは、
吟子の亡き夫が、
「家族から ないがしろにされてきた
 鉄郎くんに花を持たせてあげたい」
と言って鉄郎に頼んだんや。。

。。でも、吟子に縁を切られた時に
小春からも、
「この名前も大っ嫌い!」
って言われたんやな。。

だから、そんな小春が
会いに来てくれたのは、
ホンマにうれしかったと
思う。。

ここは、かなり泣ける
シーンやったわ。。

。。あと、これはワイの
深読みのしすぎかもしれへんけど。。

ラストの方のシーンで
吟子(吉永小百合)の義母
絹代(加藤治子)が

「あの人(鉄郎)も呼んでやったら
 いいんじゃないの。。」

と二度目の小春(蒼井優)の
結婚式に鉄郎(笑福亭鶴瓶)を
呼んでやろうというシーンがあるんや。。

絹代(加藤治子)については、
普段、吟子(吉永小百合)から
「家族のコトに立ち入らないで下さい」
とか冷たく言われるコトも多く、
「のけ者」になっていると
感じている様子。。

結局、「のけ者」にされて
初めて「のけ者」にされた気持ちが
分かるというか。。

そういえば、以前
鉄郎(笑福亭鶴瓶)は吟子に
向かって、
「姉ちゃんには、俺ら
 のけ者の気持ちなんか
 分からんねや!」
って、怒鳴っているシーンも
あったような気がする。。

そう考えていくと、
吟子には「しっかり者」の
側面もあるけど「独断的」な
部分もあるのかな。。と思った。

絹代(加藤治子)のコトを
のけ者にするシーンは、
象徴的やけど。。

鉄郎の恋人が借金を
返してほしいと吟子に
言ってきた時とかは、
もっと何かやり方があったと思う。。

鉄郎も、
払う必要がなかったって
言ってたし、

そもそも
鉄郎の恋人も
もらう時に、明らかに
驚いた顔をしてたからな。。

それを勝手に
満額払って、
「あんたなんて、もう知りません!」
と縁を切ってしまうのは、
ちょっと独断的なのかな。。

と思ったわ。。

。。ま、姉である吟子の
そんな独断的な性格が
余計に鉄郎を追い詰めていったと
いうコトを表現したかったのか
どうなのかは、ちょっと謎やけど。。

若干、そう考えんと
つじつまの合わん部分があるな。。
と思ったで。。