えー吉えー吉

ワイの苦手な「深イイ系」の映画やな。。ただ、その割には わりと楽しめた作品やと思う。。主演の家族+井川遥の配役がハマっててええで!

予告編を見て、
なんとなく共感できる部分が
あるかな。。と思って借りてみた
映画「トウキョウソナタ」。。

ワイもわりと
同じような境遇にあった
時期があるんで。。

で、感想としては、

まあ、良かったかな。。
って感じ。。

ワイの苦手とする
深イイ系の映画やったけど。。

ダレるコトなく、
最後まで一気に観れた感じ。。

。。正直、
深い感動もなかったけど、
「悪いモノ」を観た気は
せえへんかった。。

。。じゃ、ワイの感想とかは
このページの後半で。。

映画「トウキョウソナタ」の情報

ジャンル:ホームドラマ、失業、暗い

どんな話?:失業した夫を中心に不協和音を奏でる家族の話し

評価 年代 話数時間
3.0★★★☆☆ 2008年 119分
  • 出演:香川照之、小泉今日子、井之脇海、小柳友、井川遥、津田寛治、役所広司
  • 監督:黒沢清

■2016年11月17日時点での配信・商品ラインナップしているサービス
 

注:2016年11月17日時点の情報です。各サービスのラインナップは変更になる可能性があるので、公式ページで確認して下さい(上のロゴをクリックすると公式ページに移動します)。

「トウキョウソナタ」の見どころは?

  • 一見地味やけど、存在感のあるキャスト。。
  • 微妙にダレないストーリー変化もあり。

この映画の見どころなんやけど。。

やっぱりキャストは ええと思うで。。

それぞれに そんなに派手さは
ないんやけど、
しっかりした存在感があって
見飽きない。。

主演の家族は もちろん、

  • 井川遥
  • 津田寛治
  • 児嶋一哉

あたりも、なかなか
存在感があって、良かった。。

。。あと、ストーリーの組み方も
絶妙やったと思う。。

派手なストーリー展開や
グイグイ引っ張るような
訴求力はないんやけど。。

ひとつひとつの展開が
絶妙なタイミングで入ってくる感じで。。

そんなトコも飽きずに
観れたポイントかな。。と思う。。

映画「トウキョウソナタ」のあらすじって?

。。で、この映画の
あらすじを最初の部分だけ
言うていくと。。

とある健康機器メーカーの
総務課長をしていた
佐々木 竜平(香川照之)は
ある日、上司に呼ばれる。

この会社では、
人件費削減のため、
総務の機能を中国の大連に
移すことになったんや。。

「総務の仕事を離れて、
 何をやりますか?

 あなたには、
 何ができますか?

 自分で見つけて下さい。

 あなたが我が社に
 提供できるコトを。。」

最後に、上司は
佐々木がココに残るか
ココを去るかは、
自由です、と付け加えた。。

これは、事実上
リストラやった。。

しかたなく、ハローワークに
行ってみたが、
階段からスゴい行列が
できており、

「本日の受け付けは
 終了しました」

の案内が。。

しかたなく、次の日から
朝一で並ぶことに。。

大学生の長男、
佐々木 貴(小柳友)は
朝帰り。。

母の恵(小泉今日子)が
「ご飯食べる?」と聞いても

「いらない。。」と答え、

「今から寝るから
 掃除機かけないで。。」

と、自分の部屋に
上がっていった。。

次男の佐々木 健二(井之脇海)は、
小学校の帰り道、
近所の「かねこピアノ教室」から
聞こえてくるピアノの音色に
耳を澄ましていた。。

中の様子を覗き込む
健二。。

。。でも、
先生の金子 薫(井川遥)と
目が合うと その場を
立ち去った。。

その晩。。

健二(井之脇海)は
両親に「ピアノをやりたい」と
打ち明ける
んやけど。。

竜平(香川照之)に
あっさりと却下される。。

「唐突過ぎる」という理由で。。

一応 引き下がったが
納得のいかない様子の
健二やった。。

。。こんな感じで
ストーリーは始まってく。。

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【ここからネタバレあり】結末や感想とか。。

。。じゃ、こっからは
ネタバレも入れつつ、この映画の
結末や感想とかを話してくわ。。

【印象に残った食事シーン。】

この「トウキョウソナタ」には、
とにかく食事をするシーンが
たくさん出てくる
んや。。

。。で、これが とても
繊細に細かく描写されてるんが
ワイは印象に残ったな。。

たとえば、
長男・貴(小柳友)が朝帰りして
食事をするシーン。。

それまでは、貴は
家族の中では孤立した存在
なんかな、と思ってたけど。。

意外に母・恵(小泉今日子)とは
仲がええコトをさりげなく
描写している。。

ほんで、もう一個、
久しぶりに佐々木家の4人が集まり、
夕食を食べるシーン。。

さあ、食べようとした時に
父・竜平(香川照之)が

「ビールでも飲もうかな。。」

と言い出し、
冷蔵庫から取り出し、
手酌をして、一気に飲む。。

みんな、その間、
食事を待ってるんや。。

この微妙な間と
空気感。。

。。で、ようやく竜平が
「いただきます。」と言ったら
みんなが食べ始める。。

この家族の不協和音っぷりを
うまく表現してるシーンやったと
思う。。

【非日常。。そして、家に帰る。】

この映画の中盤では、
佐々木家の家族全員が
何かしらの「非日常」に
身を置く
コトになるんや。。

父・竜平(香川照之)は、
トイレ掃除をしている時に
札束の入った封筒を見つけ、
職場から逃げ出す。。

母・恵(小泉今日子)は
強盗に遭い、車で
海に連れて行かれる。。

長男・貴(小柳友)は、
米軍に入隊した早々、
中東への軍派遣が決定する。。

次男・健二(井之脇海)は、
バスの無賃乗車で捕まり、
拘置所に一晩入れられる。。

それぞれ、大変な体験をするんやが。。

結局、貴を除く みんなは
朝には、家に帰って、
普通に朝食を食べる。。

結局、家から逃げ出すコトを望まず、
「家から再生する」コトを
望んだんや
とワイは思うんや。。

【ラストシーンはこんな感じ】

この映画のラストシーンは、
次男・健二(井之脇海)が
音楽学校の試験で
ピアノを演奏するシーン。。

とても繊細で優しい
タッチでピアノを演奏する。。

周りにいた関係者も
思わず集まって演奏に聞き入るほど。。

竜平(香川照之)も
恵(小泉今日子)とともに
聴きに来ていて、涙ぐんでる。。

演奏が終わり、竜平が
健二の頭をポンポンと叩き、
3人で一緒に帰ろうとした
トコロで終わり。。

【何を伝えたかったんやろうか?】

。。このラストで
ワイが感じたんは、

「一見、退屈で無価値に思える
 家族でも、しっかりと
 育んでいるモノがある」

というコトかな。。と思った。

それだけ、健二(井之脇海)の
ピアノは、ある種の
「優しさ」をもって
ワイの心に響いてきたんや。。

【ワイが気になったセリフ】

。。あと、ワイが印象に残った
セリフをまとめておくな。。

・黒須(津田寛治)が竜平(香川照之)に
 ふと言ったセリフ。。

「なんか俺たちって。。
 ゆっくり沈んでいく船みたいだな。。」

・恵(小泉今日子)が強盗(役所広司)と
 一夜を過ごした時に言うセリフ

「これまでの人生が全て夢で
 フッと目が覚めたら
 全然違う自分だったら
 どんなにいいだろう。。」

・竜平が拾った札束をポケットに入れ
 ゴミだらけの歩道を転がるように
 走りながら、くり返すセリフ

「どうやったら、やり直せる?
 。。やり直したい。。」

・長男・貴(小柳友)が
 家族に宛てた手紙

「最近になって僕は
 アメリカだけが正しいわけではない
 コトを知りました。

 だから もう少し、この国に残って
 この国の人のコトを
 理解したいと思います。

 そして できれば、
 この国の人と共に戦って
 本当の幸せを見つけることが
 僕の進んでいくべき道だと
 考えるようになりました。」