えー吉えー吉

けっこう面白かった映画やな!意外に「ロック」な絵師、葛飾北斎の話しや。。北斎にまったく知らんかったワイでも素直に楽しめたんで良かったと思うで。。

。。なんか、最近の投稿、
妙に「アニメ」よりに
なってしまってゴメンな。。

別に、たまたま
偏っただけやから
気にせんといてな。。笑

。。で、
いつものごとく、他の映画の前に
やってる「予告編」で選んだんが、
この「百日紅 ~Miss HOKUSAI~」。。

正直、かなり前に
⇒ツタヤdiscas に登録したヤツなんで、
どういう理由で、選んだんかも
覚えてなかったんやけど。。

観てみたで。。

で、感想は。。

うん、これは面白かった!
北斎って こんな人やってんなぁ!

もともとアーティストの
ドキュメント作品とか
観るの、好きやねん。。ワイ。

そんなノリで、
けっこう楽しめたんで、、
万人受けする作品かどうか、
正直、分からんけどなぁ。。

あと、途中で ちょっと
ホラーっぽいのが、
出てきたんやけど、、
ま、、なんとかホラー嫌いの
ワイの許容範囲内やったわ。。

。。じゃ、ワイのくわしい感想とかは
このページの後半で。。

映画「百日紅 ~Miss HOKUSAI~」の情報

ジャンル:歴史モノ・画家・ホームドラマ・ホラー

どんな話?:葛飾北斎の半生を、娘である「お栄」を主人公に描いた話し

評価 年代 時間
★★★★☆3.6 2015年 90分
  • 声優:杏、松重豊、濱田岳、清水詩音、高良健吾、美保純、筒井道隆、麻生久美子
  • 原作:杉浦日向子「百日紅」

■2017年6月5日時点での配信・商品ラインナップしているサービス
 

注:2017年6月5日時点の情報です。各サービスのラインナップは変更になる可能性があるので、公式ページで確認して下さい(上のロゴをクリックすると公式ページに移動します)。

映画「百日紅 ~Miss HOKUSAI~」の見どころは?

  • けっこう骨太でロックな画家、葛飾北斎の素顔が見れる!
  • さまざまな要素を含んだストーリーで、飽きずに観れる

まず、この映画「百日紅」の
見どころっちゅうたら、

★葛飾北斎の素顔が見れる

ってトコやと思うわ。。

今まで、ワイ的には、
葛飾北斎が どんな人か?
なんて、考えたコトすら
なかったんやけど。。

意外にも、けっこうロックな
感じ
やねんな。。

それを知るコトができただけでも、
この映画って けっこうワイにとっては
インパクトあった感じやな。。

。。で、もうひとつ、
面白かったのが、この
主人公「お栄」の存在

ワイは まったく知らんかったんやけど、
北斎の娘で、北斎と
一緒に絵を描いていたんや。。

このお栄も、キャラが立ってて
男っぽくて、けっこう無骨な感じ。。

でも、妹思いで優しい一面もある。。
みたいな。。

このお栄の存在によっても
ストーリーが さらに
面白くなってた気がするで。。

。。で、肝心のストーリーなんやけど、、

これは、単純に
「画家としてのエピソード」も
もちろん あるんやけど、、

それ以外にも、
「家族や画家の仲間たちとの交流」
「色恋沙汰」など、、

けっこうバラエティに富んだ
エピソードになってるんや。。

なので、わりと飽きずに
一気に観れる作品やったと思うで。。

。。あと、音楽も
けっこう カッコよかったな。。

時代モノやのに、けっこう
ロックを多用してるトコも
あって、、

でも、北斎やお栄が
「骨太系」なんで、
このロックが けっこう
刺さるんや。。

。。で、主題歌の
椎名林檎「最果てが見たい」も
もちろん、ロック。。

椎名林檎「最果てが見たい」>>>

。。ま、内容からしても、
なんとなく椎名林檎は、
マッチしまくりやなぁ、、と
思うけど。。

曲自体も そこそこ
良かったと思うわ。。

あ、あと。。この
「最果てが見たい」は、
サントラには入ってない
みたいなんで、注意が必要やな。。

「百日紅~Miss HOKUSAI~」オリジナル・サウンドトラック>>>

映画「百日紅」のあらすじ(冒頭部)

。。じゃ、この映画「百日紅」の
あらすじを、最初の方だけ、
話してくで。。

時代は、1814年・夏の江戸。。

話しは、主人公の
お栄(杏)

北斎のコトを話すトコから
始まるんや。。

お栄は、北斎のコトを
「ヘンチキな画家」だ

言い、、

120畳敷きの紙に
大きな絵を描いたかと思えば、
米粒に2羽の雀を描いたりする。。

「俺の父さ。。」

そして、お栄は、
母である「こと」(美保純)の
元を訪ねる。。

(別々に暮してるんや)

「こと」は、北斎の
仕事が減ってる噂を
聞きつけて、心配してる。。

しかし、お栄は、
「筆2本、箸4本あれば、
 食っていける」

息巻いた。。

そして、話しは、
お栄の妹、
お猶(清水詩音)の
話題に。。

この前、
お栄が金魚を持って
いってやったそうで、
お猶は、とても
喜んでいたらしい。。

毎日「見てる」って。。

実は、お猶は、
生まれつき、目が
見えへん
のや。。

(そして、これまた
 別のお寺(?)に
 預けられている)

「見えないのに。。」

という母に、お栄は、

「見える。。」

と言い切った。

縁側から庭を
眺めるお栄は、

「百日紅が咲いたね。。
 ワサワサと散り、
 モリモリと咲く、、か。。」

「長い祭りが始まったね。。」

とつぶやく。。

そして、お栄は、
北斎と住んでる自分の
家に帰る。。

二人は、料理もしないし、
掃除もしない。。

ごみが溜まれば、
引っ越しをするまでさ、、
と言う。。

そこで、北斎は、
ひたすら絵を描いている。。

お栄曰く、
北斎は、絵を描くことしか、
興味がない
そうで、、

酒もタバコもしない、、
枕絵は描くので、
女は好きらしい、、
とのコト。

そして、その家には、
もうひとりの住人が。。

池田 善次郎(濱田岳)。

お栄が言うには、
勝手に住み着いてる
居候やそうや。。

お栄が言うには、
「女好き」で「絵がヘタ」。。

お栄は、善次郎のコトを
「ヘタ善」と呼んでるんや。。

この善次郎、、
昔は、侍やった
みたいやけど、
何かをやらかしてしまい、
絵師に転向したそうで。。

その善次郎が、
版元で知り合ったと言って、
歌川 国直(高良健吾)を
連れて帰ってきた。。

国直は、北斎を
尊敬している
のだそう。。

お栄にも
 気がある
みたい)

と、、こんな風に
物語は進んでいくんや。。

■2017年6月5日時点での配信・商品ラインナップしているサービス
 

注:2017年6月5日時点の情報です。各サービスのラインナップは変更になる可能性があるので、公式ページで確認して下さい(上のロゴをクリックすると公式ページに移動します)。

【ここからネタバレありで!】感想や、結末などを。。

。。じゃ、こっからはネタバレも
入れて しゃべっていくで。。

知りたくない人は、
注意してや。。

まずは、全体的な
感想から言うてくと。。

この映画は、とくに
中盤以降は、
やや「断片的」に
物語が流れていく
ような
印象を受けたなぁ。。

。。なんか、
「ハイライトシーン」を
観てるような。。

。。ま、この映画には、
原作があって、5年に渡って
連載された漫画なんで、
どうしても、映画
(しかも90分)に
おさめようと思ったら、
こんな感じになるんは、
しゃあないかなぁ。。とも
思うんやけど。。

正直、だから、
そんなにメチャ泣けたとか、
そんなシーンもなかった

思うわ。。

(ただ、最後の
 お栄が描いた
 お猶が金魚を見てる絵、、
 あれは、ジワっと
 きたで)

ただ、北斎や お栄の
暮らしぶりのロックな感じ
や、、

その他の情景描写的な
モノも けっこうキレイ
やって、
(雪のシーンとか、、良かったな)

わりと観終わった感想としては、
「めちゃ ええ映画やな」って
思ったわ。。

。。あと、ワイ
アニメ映画とか、そんなに
めっちゃ観たワケやないんやけど、
この映画って、いわゆる
「アニメの声優さん」じゃなくて、
「ドラマや映画に出てる役者さん」
起用が ほとんどやったな。。

。。ちょっと、お栄の
声をしてる杏ちゃんは、
ホンマ、そのままなんで、
杏ちゃんの顔がチラついて、
なんか、ビミョーやったけど。。

北斎の松重豊さん、
善次郎の濱田岳とかは、
ええ感じ出てたと思うなぁ。。

あ、あと、声で
一番 好きやったんは、、
お猶の清水詩音ちゃん!

普通に子供なんやけど、
なんか ちょっと儚い感じも
あって、、
でも、お栄と同じで、
自分のコトを「俺」とか
言ったりして、、
役どころもそうなんやけど、、
「声」も良かった!

。。聞いたコトのない
名前やったんで、
調べてみたら、子役の子なんやな。。

しかも、声優 初挑戦
やった
らしいやんか!

グッジョブやで!ほんま。。

【登場人物の恋愛関係は。。】

この映画では、
「真相」とか「過去」とか、
とくに特筆すべき点が
あまりなかったんで。。

とりあえず、登場人物の
恋愛関係だけ、サラっと
説明しとくわな~。。

主人公のお栄は、
北斎の弟子の
岩窪 初五郎(筒井道隆)の
コトが好き
みたいなんや。。

お猶にもバレるほど
分かりやすい感じや。。

。。で、
歌川 国直(高良健吾)は、
お栄のコトが好き
。。

ちょっと、三角関係みたいに
なってるんやな。。

。。で、話しの中盤で、
お栄は、初五郎も行くと
聞いて、芝居を観に行くんやけど。。

なんと、初五郎は、
女連れで観に来てた。。

結局、お栄は、
芝居を観ずに、
チケットである札を
川に投げ捨てた。。

この初五郎と芝居を
観に来てた女っちゅうのが、
井上 政女になるんかなぁ。。

原作の漫画では、
北斎の愛人で、初五郎にも
ちょっかいを掛けてるらしいけど。。

。。で、わりと中途半端な
感じで、映画の中では恋愛関係は
終わってしまってる
。。

【この映画のラストは。。】

結局、一度 体調を
崩した お猶は、
持ちなおさず、亡くなってしまう。。

でも、時間が経つにつれ、
北斎と お栄にも
日常が戻ってくる。。

ある日、家に
国直が来て、、

深川に面白い女がいるので、
飲みに行こうと
誘いに来た。

北斎は、
「フン、
 くだらねぇ。。」

と言いつつ、

「そばでも
 食いに行くか。。」

と言って、
三人で出ていこうと
する。。

絵はどうするんだと
呼び止めた お栄に、、

「お前が
 描いといてくれ。。」

そして、、

「そろそろ
 お前の絵を描いても
 いいんじゃねぇか」

と萬字堂が言ってぞ、
と付け足した。。

絵を描く、お栄。。

---

そして、お栄は、
外に出て、星を眺めながら、
お猶に話しかける。。

そっちの暮しはどうだ?

とか、、

おめぇが地獄に行ってないって
姉ちゃんは知ってる。。

とか。。

そして、、

「こっちは、どうって
 コトはねぇが、、
 まあ、楽しくやってる。。」

そして。。

金魚を眺めてる
お猶の絵
が映って、、

おしまい。

あとは、その後、
北斎が死ぬまでの話しを
お栄が語り。。

北斎が死んでからの
お栄の消息は、
テロップで映される。

そして、江戸時代の
終わりの説明が
テロップで映され、
終了。

(この お栄の語り、
 テロップの内容とかは、
 下のメモに
 書いてあるんで、
 知りたい人は、
 参照してや)

【映画「百日紅」の原作について】

何度か言うたように
この映画「百日紅」には、
原作がある
んや。。

「漫画サンデー」に
連載されてた杉浦日向子の
漫画「百日紅」や。。

1983~1987年やから、
けっこう前の作品
やな。。

原作漫画「百日紅」>>>

さっきも、チラっと言った
北斎の愛人、政女のエピソードとか、
映画には、収まりきらんかった
モンもいっぱい
あるみたい
なんで。。

ワイも機会があったら
読んでみたいなぁ~って
思う。。

どこまで史実に基いて
描かれた作品なんかは、
よう分からんねやけど、、

純粋に面白いな。。
この話し。

。。で、この映画版の
「百日紅」は、けっこう
いろんな賞を取ったりして、
人気が出たんで、
「オフィシャルガイドブック」
なるモノも出版されてる
みたいやで。。

「百日紅 ~Miss HOKUSAI~」オフィシャルガイドブック>>>

正直、ワイは ここまでは
読む気ないけど、
ハマった人やったら、
見てみても面白いかもなぁ。。

【ワイが書いた詳細な「流れのメモ」】

じゃ、最後に、この映画を
観ながら書いたメモを
貼っつけとくわな。。

↓↓↓↓↓↓ スタート ↓↓↓↓↓↓

へんちきな画家。

120畳の大きな絵を描いたり、、
米粒に雀を2羽描いたり。。

私の父→(北斎?)

(ロック音楽が流れる。)

1814年 夏・江戸。。

お栄(杏)、母・
こと(美保純)のトコへ。。

母がお栄に仕事が
減ってる話しを。。

→筆2本、箸4本あれば、
 食っていける。。

母、
妹・お猶(清水詩音)の
トコにお栄が行った話しを。。

金魚を持ってって
あげたんだってね。。
毎日「見てる」って。。

見えないのに。。

→「見える。」

お栄→母
俺、こっちに住もうか?

→うれしいけど、
 父が。。

お栄
百日紅が咲いたね。。
わさわさと散り、
もりもりと咲く、か。。

長い祭りが始まったね。。

お栄は、父・北斎のコトを
「鉄蔵」と呼んでる。

鉄蔵とお栄が住む家。。

料理しない、掃除もしない、、
→必要なら引っ越す。

鉄蔵は絵を描くことしか
興味がない。

酒もタバコもしない。。

枕絵は描くので
女は好きなんだろ。。

お栄はタバコを。。

虫は払ったら、
絵にタバコの火ダネが。。

やっと仕上がった
「龍の絵」が没に。。

受け取りに来た男に、

お栄「明日また来てみな。。」

鉄蔵
「明日ってたって
 俺は描かねえぞ。。」

池田 善次郎(濱田岳)
勝手に住み着いてる居候。

女好き。

侍だったか、
何かをやらかし、
絵師に。。

善次郎、版元で
知り合った男を
家に連れてくる。

北斎を尊敬している

歌川 国直(高良健吾)
けっこう有名な絵師らしい。

国直、両国橋で
何度か お栄を見てた。

お栄、龍の絵を
描いている。

国直
「龍ですか。
 龍にはコツがあります。
 筆をコネまわしても、
 考え込んでもダメ。。
 降りてくるのを
 待つ。
 そして、一気に
 筆で押さえ込む。」

親父の前で お栄を
口説くなと善次郎が
ちゃちゃを入れる。

ギャーギャー騒ぐので、
お栄が三人を
家から追い出す。

→飲みに行くコトに。。

龍の話し、
国直、見たコトがある。

鉄蔵「ワシもある。」

善次郎
「違うモノを龍だと
 思い込んだだけだ。」

鉄蔵
「お前は、そんなんだから
 絵がヘタなんだ。。」

でも「独特の臭い」がある。

国直は、兄弟子に気をつけろ。

芸子さん
「さっきから、
 分からない話しばかり。。」

てめえなんか、知るよしも
ねえか。。

この人は、北斎先生よ。。

「ウソばっかり。。」

鉄蔵
「ハハハ。。嘘だよ。。」

嵐が来る。。

龍が降りてくる。

朝。。

善次郎だけが、飲み屋で寝てた。

→帰ると龍の絵が出来てる。

神社。。

お猶がお世話になってる
トコっぽい。

お栄が迎えに来る。

「ちょっと外に出よ。。」

「どこに行きたい?」

「橋。。」

「好きだね。。お猶は。。」

→いろんな音が聞こえる、、
 匂いも。。

父さんは全然会いに来て
くれない。。どうして?

→仕事が忙しいからだよ。。

親孝行ができんので、
死んだら地獄に。。

→そんなコトねぇよ。。

岩窪 初五郎(筒井道隆)が
通りかかる。

北斎の弟子の一人。

魚屋北渓という名の絵師。

お栄、顔の墨を
見られないように
してるが、、バレる。

ハンカチを渡してもらう。

お猶
「お姉さん、
 いつもと違ってた。。」

お栄とお猶、舟に乗る。。

お猶、川の水に
手をつけて、遊ぶ。

このまま行くとどこに?

→海だ。海はデカいぞ。。
 波もある。こんな舟、
 ひと飲みだ。

波が現れる。。

→北斎の絵に。

お栄、帰宅。。

すぐに出かける準備を。

→吉原のおいらんを
 描きに行くことに。

名前を聞いて、
付いていく二人。。

小夜衣(麻生久美子)
首が伸びるという噂が。。

鉄蔵
お化けの絵を描いてから
手が伸びるようになった。。

楽しかったが、
ただ何かの拍子に
ちぎれたら、
元の手は動くのか、
心配に。。

→まだ描き足りねえ。

お祓いしてもらうと
それからは伸びなくなった。

小夜衣
「鈴が鳴ったら入って来い。」

→鳴ったので
 入ると確かに
 首が伸びてる。
 (幽体離脱っぽく。)

善次郎には、見えないらしい。

蚊帳があったから
外には出なかった。

小夜衣、起きる。

鉄蔵
「蚊帳が あったから
 良かったものの。。」

「そん時は、そん時さ。。」

帰り。。

善次郎、手が伸びる話し、
知らなかった。。

馬琴に聞いた話しだ。

---

お栄、火事を見るのが好き。

行き場がなくなった火が
ドッと立ち昇る様が
こたえられねぇ。。

お栄、帰宅。。

善次郎
「また、火事か。。」
「なんで、そんなに
 好きなんか。。」

「お前が女好きで、鉄蔵が
 甘いモノ好きなのと一緒さ。」

「なるほど。。」

鉄蔵
「ケッ。。馬鹿らしい。。」

---

雪の日。。

お栄と お猶、散歩(外出)。

お栄、椿を見つける。

→お栄の好きな花。
→赤、、優しい赤。
→お猶の袂に入れてあげる。

お栄が絵を描くのを
じっと待ってるお猶。

「音がないね。。」

「雪は音を吸い込むからな。。」

冷えたので、甘味処で
甘酒を。

男の子(矢島晶子)が現れる。
木に積もった雪を落とす。
お猶、喜ぶ。。

→男の子と遊ぶ。

(回想)
お栄も同じように
父と散歩。。

絵を描いてる父に
雪玉をぶつけるが、
怒られる。

一緒に絵を描くように。

---(回想ここまで)

気づくと、お猶、
倒れてる。

→おぶって帰る。

お猶
「ゴメンね。。ゴメンね。。」

「無理しすぎたな。。」

「でも、雪って
 面白いね。。」

家の近くを通ると、
鉄蔵が。。

「家に寄ってくかい?
 すぐ そこだから。。」

「俺が急に行ったら
 父さんが困る。。
 父さんが困ると、
 俺も困る。。」

「じゃ、、やめとくか?」

「うん。。」

---

地獄絵図にうなされる
奥さん。。

ダンナさんが日々の戒めのため、
お栄に描いてもらった。

トラツグミの泣き声を
うめき声と思い。。

萬字堂(立川談春)
主人も たいそう
気に入って、鼻が高かった。

→主人は絵を気に入ってる
 ようで、手放したくない。

→でも、奥さんは、
 幻影を見てボヤ騒ぎまで。。

鉄蔵、下絵を見て、
原因が分かる。

「おい萬字屋、、
 屋敷に連れていけ。。」

「お前は後始末を
 しねえから。。」

「でも、夜中遅くですし。。」

「今度はボヤじゃ
 済まねぇぜ。。」

→屋敷に行く。。

鉄蔵が筆を入れる。

仏様を描く。

「見やがれ。。

 こうすりゃ始末が
 できるじゃねぇか。。

帰り道。。

「おめぇは、まだまだ
 半人前だな。。」

ナレーション
奥さんは、絵に
悩まされるコトは、
なくなった。。

鉄蔵め。。

悔しいけれど、
一枚も二枚も上手だよ。。

---

萬字堂。。

お栄の枕絵は、
人は描けているが、
色気がない。。

善次郎、絵は下手だが、
色気がある。

ま、お栄さんが悪い
ワケじゃない。。

代筆させる北斎さんが
ダメ。。

帰り、雨。。

初五郎に会う。

送ってくれる。

須原屋が善次郎に
会いたいって。。

「あの下手クソ。。」

「でも、彼の
 女の絵はいい。。

 彼は何かあるね。。」

「俺は、あんな絵、大嫌いだ!」

→用を思い出したんで、ここで。。

ナレーション
肌の匂いだ。。
鉄蔵とも、善次郎とも違う。。

→お栄、男の茶屋に行く。

部屋には変な絵が。。

厄除けに飾ってるけど、
効果はない。。

夢の話し。。

大きな仏様が
現れるが、、
人や家を踏み潰して、
行ってしまう。。

「極楽ってあるのかね。。」

お栄、男を受け入れようと
するが、「少しだけ」と言って
眠ってしまう。。

「重い。。」

仏に踏まれる夢?

(お栄、もう町を歩いてる。)

「極楽って。。」

「地獄は?」

ヘックシ!

---

萬字堂に
芝居の券(札)をもらう。

初五郎さんも
 行くと思う
よ。。」

国直、お参りに訪れる。

ベタベタする女より
キリッとしてる方が好き。

告白しようとするが、
 お栄は他のトコを見てる。

しばらく一緒にいたが、

「すまん、先に帰る。」

と言い、帰る。

家で、おめかし(?)をして
芝居に。。

(善次郎と犬はビックリ。)

初五郎は、女と来てた。

---

鉄蔵、知らない母と子が
じゃれ合うのを見てる。

帰宅。。

お栄
お猶が母の家に。。
たいしたコトはないが、
体調が悪い。

会いに行ってやってくれ。

気のない返事に
キレる お栄。

→出て行く。

橋、お栄。。

芝居の札を川に流す。

---

はなしどり。。

30羽、全部離して
あげる母。

父「よっ。。」

「迷信深くなったな。。」

風切り羽を切られてるので、
また捕まってしまう。

→運のいい何匹かの
 雀は逃げるかも。。

「寄ってくんだろ。。
 お猶も喜ぶ。。
 おはぎも作ったんだよ。。」

→家に。。

「だあれ?」

「お猶、、具合はどうだ。。」

「お父つぁんか。。」

父の顔を触る お猶。

触られた瞬間に
 何かを感じ取ったかのような
 鉄蔵
。)

→帰って、絵を描く。

「明日、家に
 持っていってくれ。。」

「魔除けだと言って。。」

次の日、母の家。。

病気を退治する
鬼のような絵。

お猶に絵の説明を
する お栄。

「お父さんは、病気の
 お猶が嫌いなのかなぁ。。」

「そんなコトないよ。。
 病気が恐いだけだ。。」

「だから、こうやって
 絵を描いてくれたんだ。。」

お栄、お猶の手を触る。

「柔けぇ手だなぁ。。」

「今日は、泊まって
 帰ろうかな。。」

じゃれ合う お栄とお猶。

夜、母の家。。

お猶、蚊帳の上に
何かがいると
お栄に伝える。

→カマキリがいる。

「外に出したから
 もう大丈夫だ。。」

「どんな虫?」

「優しいよ。。」

お栄にすり寄る お猶。

「死んだら
 地獄に行くの?」

そこで お地蔵さんの
石を積む。。

---

別の日、母の家。。

お栄、お猶に
話しかけるが、
言葉が出ない お猶。。


「今日は、顔色がいい。」

帰り。。

大丈夫だから、鉄蔵さんを
連れてきておくれ
よ。。

「鉄蔵は、泣き虫だからな。。」

「私だって、泣き虫だよ。。」

鉄蔵の家。。

体調がいいから、会いに行こう
と言う お栄に、、

「おめえは、嘘が
 下手だな。。」

善次郎、帰ってくる。

「変だな。。小さい娘が
 付いてきたような。。」

「小さい娘ってどんな?」

「それが、今どき古風なんだよ。。
 きり禿で。。」

お栄が外に出ようとした
瞬間、スゴい風が。。

→走る お栄。。

---

鉄蔵、畳に落ちている
花(百日紅?)に向かって、、

「一人で ちゃんと
 来れたじゃねぇか。。」

母の家に着いた お栄。。

母が立っている。

「逝っちゃったよ。。」

鉄蔵の家。。

空を見てる鉄蔵。

「あいつの目も命も、
 俺が取っちまったのかも
 しれねぇな。。」

---

別の日、夕暮れ、家。。

善次郎、帰ってくる。

「誰かに つけられて
 いたような。。」

国直。

深川に面白い女がいる。

めっぽう酒にも強い。

飲み比べをしてみたい。

「勝つと?」

背中の彫りモンが
拝めるらしい。。

鉄蔵
「フン、、くだらねぇ。。」

「。。そばでも
 食いに行くか?」

→三人で出ていく。

お栄、呼び止めて

「萬字堂が催促に。。」

「お前が描いといてくれ。。」

「それから、萬字堂が
 言ってたぞ。。
 そろそろ、お前の絵を
 描いてもいいんじゃねぇか

 って。。」

お栄、絵を描く。。

---

お栄、外に出て、
星を眺めながら、
お猶に話しかける。

そっちの暮しはどうだ?

→おめえが地獄に行ってないって
 姉ちゃんは知ってる。

こっちは、どうってコトはないが、
まあ、楽しくやってる。。

1:23:35(泣)
金魚を眺める お猶の絵。

ナレーション(お猶)
鉄蔵は、絵を描きまくって、
90まで生きた。

善次郎は、後に渓斎英泉と
名乗り、美人画じゃ、
ちったぁ知られた絵師
に。。

鉄蔵の死ぬ前の年に死んだ。。

フン、、ヘタ善め。。

俺は、一度 嫁いだが、
別れ、死ぬまで
鉄蔵と一緒に暮した。

100歳以上生きると
鉄蔵は言ってたが、
90で寿命が尽きた。

間際にも、10年、いや
あと5年あれば、本物の絵描きに
なれたのに、、と言ってたんで、
本気だった
んだろう。。

とんでもねぇ、じじいさ。。

お栄、橋から歩き出す。

テロップ
北斎の死後、
お栄は転々とし
8年後、1857年に姿を消す。
何処で死んだかは、良く判ってない。

その11年後、
徳川幕府が崩壊。
江戸は東京に。

現代の東京の姿が。。

花(百日紅?)が落ちる。

終わり